はじめての米作り⑨田んぼだけじゃない、米作りのかたち

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田んぼで田植えをした日、田んぼではない場所でも田植えをしました。

田んぼでの田植えの様子はこちらからご覧ください


それは古民家の「食べられる庭」
この日に備えて、田んぼの予定地から土を運んで準備していました。
植えるのは、蓋がなくなって本来の用をなさなくなった甕2つと漬物樽1つ、大きな植木鉢にゴミ袋を貼って水漏れしないようにしたもの2つ、の合計5つ。それに土を入れ、水を土の表面より5センチから10センチくらいまで満たし、そこに苗を植え付けました。

庭に稲を植えた理由

なぜ、田んぼがあるのにわざわざこんなところにまで稲を植えるのか、と言いますと。
私の米作りの目的の大きなウェイトを占めるのは、稲の多年草化。
稲の多年草化で重要なのが、冬の間も水を張り続ける「冬期潅水」です。

田んぼで冬の間中、水を張り続けられるかどうかは、田植えの時点ではわからなかったので、保険として、絶対に自分が忘れなければ水を張り続けることのできる庭の中に、これを配置した、というわけです。

冬期潅水と多年草化への挑戦

それにですね。
玄関先に稲穂、って絶対カッコイイと思うんですよ。
だれもやったことない?庭先ガーデニング。できたら流行らせたいw
もう秋が楽しみ~って感じで、ウキウキしながら植えました。
あ、ちなみにこれも1本で植え付けましたよー。

稲穂のある暮らしを夢見て

さて、植えられる場所すべてに植えても、大量に残った稲の苗。

イキイキとした苗。このまま枯れていくのを見るのは忍びない…


え、どうしようこれ。
このまま枯れさせてしまうのは、あまりにも惜しい。そんなの嫌だ!
といっても、田んぼを持ってる友達なんてそうそういないし。

余った苗がくれた行動力

でも、ここ数年間、農的な活動であちこちに顔を出し、パーマカルチャーについて学んだりしてきたネットワークが私にはある。
いや、でも…正直言って、マメに連絡を取ったりするような間柄じゃないけど。
いや、でも…こんな時に連絡しないで、いつ連絡するんだ!

というわけで、自分の社交性を限界まで高め、とにかくあっちこっちに「稲の苗、いりませんか?」と投げまくりました。

すると、近くから、遠くから、数人の方にお申し出いただき。
結局、全部の稲をもらってもらうことができましたー!
やったー!

わざわざ取りに来てくれる方もたくさん

好きなことが人生を広げてくれる

みんなもちろんプロの農家ではありません。それゆえ、それぞれの場所で、とても個性的な環境で育ててもらうことになりました。

波板をつなげて袋をかぶせ、その中に土を入れて大きなプールをつくられたそうです
こちらはぬかるんだ畑にマルチで保湿して植え付け。斬新!

旅立っていった稲たちの成長も楽しみになり、マメに連絡を取っていない人たちや、初めて会う方たちともつながれて、いっしょに田んぼを見て回ったりする機会にもめぐまれて、本当にお米のおかげで、たくさんの人と繋がることができるなんて、米作りしようと思った時には、予想もしていなかった嬉しい出来事でした。

好きなことをやっていると、なんだか勝手に行動力が湧いてきて、思いもよらない展開が起こってくれるものなのです。
やっぱり好きなことで人生得する遊暮働学!なのです。

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