先日、食べた八朔の種から苗木を作ったけど、美味しくないらしい、という記事ををしましたが。
読者様から理由を尋ねられ、ちょっと真面目に調べたところ。
若干の誤報でした。
私が農業塾で育て方を習ったのは、桃。
桃って、かなり品種改良がされている果樹なので、おいしい実の種をとってもおいしい実のなる木にはならないことがほとんど、だそうです。
先生に理由をきいたら、「親と子はいっしょにならんやろ、それと一緒」と言われました。
な、なるほど。
確かに人間だったら、子供はお父さんとお母さんの遺伝子をひきつぐから、遺伝的に全く同じ人間になることはまぁないですね。
そのため、芽つぎ、や、接ぎ木の作業が必要になる、というわけなのです。
芽つぎ作業の紹介記事はコチラを参照してください。
種から生まれた、おいしい実がならない可能性の高い木(子)に、確実においしい木(親)をくっつけて、根本だけ子供、枝は親、の木を作ることで、私達は安定しておいしい実をいただくことができる、というわけなのですね。
・・・しかし。人間になぞらえて考えてみてちょっと微妙な気持ちになったのは私だけ?
なんか、動物に生まれてよかったなぁと、おもってしまいました。
ちょっと寒い気持ちになったところで、気を取り直して情報の訂正をいたします。
桃など、品種改良をされた品種が流通している果物は種を採っても、おいしい実がならない可能性が高いのは事実なのですが。
柑橘やビワ、熱帯の果物などはあまり品種改良がされておらず、実からとった種を蒔いても、まずくなること少ない、らしいのです。
特に八朔は、農業塾の先生によると、比較的原種に近いままそだてられている、とのこと。
ということは、この八朔の苗も期待がもてるかもしれません。
これはやっぱり、アゲハチョウのごはんにするわけにはいきません。
ちゃんと対策して育てていこう、とおもいました。
食べた果物の種を蒔いて収穫できたら最高にときめきますよね!
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