自立と依存

自給の仲間

ちょっとおかたい目のタイトルですが。

自給自足をしたいと思っている人は、

「自立していかなければ!」

と思っている人が多いと思うので、私自身がちょっと目から鱗だったお話を紹介したいと思います。

ちょっと前、愛農かまどを作るワークショップの交流会で聞いた「自立と依存」についてのお話。

例えば

2階建て以上の建物で、上り下りの手段として、エレベーターと階段があったとします。

車いすの人はエレベーターしか使えないから、エレベーターに依存している、と言えるかもしれません。

であれば、階段を使える健常者は自立しているのかといえば、そうではなく、階段とエレベーターに依存している、と言えるわけです。

車椅子の人はエレベーターのみ、に依存してる
健常者はエレベーターと階段の2つのモノ、に依存してる

自立度的に
車いすの人<歩ける人
であるならば、

「依存先が多い」ほうが「自立度は高い」と言える

ということは
自立度を上げること=依存先を増やすこと

矛盾してるような、でも確かに、的な。

だから一つの仕事にしがみつくのではなく、様々な人や物の力を借りながら生きていくことが、自立度を上げ、安心感をたかめ、よりときめきの多い人生にしていけるのかなぁ、なんて、そんな気付きをいただいたお話しでした。

うん、やっぱり「かまどをつくろう」なんてイベントにやってくる人の話は、おもしろい…(笑)

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