このブログでは、20代〜40代までを親の介護メインで生活してきたアラフィフの鍼灸師で独身女性の私「にゃつこ」が、「自給自足っぽい生活」にチャレンジする中で感じている日々のときめき=よろこび、について発信しています。
コロナ禍、戦争、異常気象、食料危機、少子高齢化、私達を取り巻く環境はますます厳しく、とりわけ、独身のアラフィフ女性は「この先どうなるのか、私は無事に人生の後半戦を生き抜けるのだろうか」と不安に思っている人が多いのではないでしょうか?私自身、親の介護はもう終わりましたが、自分の老後はとっても不安です。貯蓄だって、全然足りない、今から定年まで働いたって、とうてい2000万なんて貯まらない。「何とかお金のかからない生活をしなければ、絶対野たれ死ぬ!」とそんな不安がありました。
その不安を少しでも和らげたい、そんな想いから自給自足的な暮らしがしたい、と考える人、増えているような気がしています。
とはいえ、「独身のアラフィフ女性が自給自足なんて、絶対無理!」と思ってしまう人も多いのもまた現実。自給自足といえば、田舎に移住して、古民家をDIYでなおして、畑やたんぼで作物を育て、薪で火をおこし、みたいな、明らかにアラフィフ女性が独りでできることではなさそうなイメージが先行しているような気がします。
たしかに、いきなりそんな生活はできるわけはありません。
ただ、わたしはやってみたかった!「それっぽい」ことでいいから(笑)
「若い時、親の介護で好きなことできなかった!せっかくできた自由な時間、やってみたいと思ったこと、やらなきゃ絶対後悔する!」
そう思いました。
で、「自給自足っぽいこと」をやってみたら、楽しかったんです。そして、楽しいことをやっているうちに、なんとなく、いわゆるステレオタイプな自給自足じゃなくても、結構不安じゃなくなっていっている自分がいました。
「なんだよ、それ」っておもわれるかもしれませんが、本当にそうなんです。
今までやったことがないことをやると、知らなかったことを知れます。出会わなかった人に会えます。そして、今までの生活ではありえなかった人間関係がひろがります。その人たちがさらに知らなかったことをおしえてくれます。すると見える世界は変わってくるのです。
だから、私は「自給自足っぽいこと、やってみたらたのしかったよ」ってことをここに書きつらねています。
これを読んだ方が、「じゃあわたしもちょっとやってみようかな」って思って少しでももらえたらうれしいです。
そしてたくさんの「自給自足やってみたいけど無理」って思っている人が、すこしでも「やってみたらたのしかった!」と思って、なおかつ私と同じように少しずつでも不安から解放されれば、世の中はもっと明るくなって、やさしくなっていくのではと期待しています。
優しくなった世界は、独り身のおばあちゃんにもきっと優しくしてくれるとおもうので、私の老後の不安もますます解消(笑)
そんな未来がくることを願っています。