「愛農かまど」を3日間かけてつくりあげるワークショップ。1日目の記録。
写真のように、愛農かまどはレンガを積み上げてつくられます。
よって作業は、レンガ並べる、モルタルを塗る、レンガを並べる、モルタルを塗る、の繰り返し。
なのになぜ、3日間もかかるのか。
この愛農かまど、熱効率を最大限まで高め、なおかつオーブン機能までそなえた「改良かまど」がゆえ、内部の構造がかなり特殊。その工程は複雑かつ緻密で、それをみんな手作業でこなしていきます。
そのため、のべ100人いても3日もかかるんですね。
1日目の目標はトータル10段あるレンガの内、1段目から6段目まで積むこと。
6段目まではいわゆる基礎部分。複雑とはいえ、まだ比較的単純な構造なので、ここでたくさん進めておくことで、後の2日で残りの複雑な部分に丁寧に取り掛かることができるのです。
主な作業は
レンガを切る、モルタルを練る、レンガを積む、モルタルを塗るなど。
それぞれ分担してとりかかります。
というわけで、みんなで、レンガを切るぞー!
「え?レンガって切れるの?」
レベルの私。いろんな形に切りそろえていく行程にみんなが立候補するなか、躊躇しているうちに担当せざるを得なかった、忘れもしない8番レンガ(形によって番号がついています)
3D構造を頭の中で展開するのが超超苦手な文系人間。図面を見るのも一苦労。
やっと読み解いた設計図にかかれてあったのは。
「ん?5ミリ×20ミリ四方で深さが2ミリの溝?」
いきなり難易度、髙っ!!!前途多難な予感しかしない…。
と言いつつ、実際とりかかってみると、レンガって意外と柔らかく、グラインダーという機械を使うと、面白いように削れて行くのです。これは、かなり、ときめきました!
2ミリの深さの穴は、細かい切れ目をいれてトンカチとノミをつかって削っていきます。実は去年大工塾に行って、ちょっとだけノミを使ったことがあったので、がぜんやる気に。
結果ノリノリでレンガを切って削ることができました。
ふーっ!たーのしぃ~!
と夢中になってやってたら、友達が写真を撮ってくれました。
どうでしょうか?なかなか様になってませんか(笑)
自分の姿にもときめく(笑)
楽しくなって、ナルシスト発動。
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