お灸をおすすめするアフィリエイト記事を作成してから、読者さんに意見をいただき、お灸について記事を書き始め、実際お灸をする動画を撮ったりしてみて、気が付きました。
そもそもみんなお灸ってみんなどんなイメージなんだろう?
ということで、お灸の種類をボチボチとご紹介しようと思います。
まずは据え方による分類
直接灸
皮膚面に直接もぐさを置いて据えるから、直接灸
ド直球な名前ですね(笑) 具体的にはこういう感じです。
皮膚面ともぐさの間には何もなく、まさに燃えているもぐさの熱が皮膚に直接伝わります。
完全に燃やし切ると「焼灼灸」、途中で指で空気を遮断して火を消すと「七分灸(八分灸)」
になります。(どれくらい燃やすかで呼び方が変わります)
焼灼灸ではほぼ100%やけどします(;^_^A
ただ、「やけどさせる」ことで本来のお灸の効果を一番発揮できる、ともいえるのですが、これについてはまた後日お話したいと思います。
隔物灸
皮膚ともぐさの間に何か一つものを隔てるから「隔物灸」こちらも意味はそのまんまですね(笑)
こちらの代表的なものがこれ
このタイプは、真ん中に穴の開いた「台座」の上に、もぐさの塊を接着して使用するので、「台座灸」と言います。
皮膚ともぐさの間には空間があるので、燃やし切っても直接灸のようなやけどをすることは少ないです。(個人の皮膚の特性や、汗をかいているか、などの条件によってやけどすることもあります)
ドラッグストアなどで簡単に購入でき、やけどのリスクも低いため、初めてのお灸チャレンジにはこちらのタイプがおススメですね。
現代ではこの「台座級」が隔物灸の代表といえますが、他にも盛塩の上にもぐさをおく「塩灸」、みその上にもぐさをおく「みそ灸」など、間に挟むものによっていろんな呼び方があります。
特にビワの葉の上にもぐさを置く「ビワの葉灸」、など隔てるものの薬効も利用することができるのも隔物灸の利点と言えますね。
ちょっとタイプはちがいますがこういうものも隔物灸です
箱の中に金属製の網があって、その上にもぐさを置いて燃焼させます。
台座灸よりも広い範囲をじんわりあたためてくれるので、またちがう気持ちよさがあります。
実は100均のアイテムでつくれちゃったりするのですが、これもまたいつかご紹介できたら、と思います。
というわけで、今日は据え方によるお灸の分類のお話し、でした。
コメント