午前の仕事を終わり、今日はお家で昼ご飯を食べられる日なので帰ってきたら。
季節外れの陽気に誘われて、我が家の玄関先に蝶がひらひらと3匹も。
買ってきたばかりのビオラの花にとまる蝶。
はじめは蜜を吸っているのかなと、ほほえましく思っていたのですが。
よく見ていると花ではないところにとまる頻度のほうが多め。
ふと嫌な予感がして、つい蝶に話しかけてしまいました。
「あのさ、蜜を吸いに来てるの?それとも卵を産みに来たの?」
もちろん、蝶が返事してくれるわけもありませんが、行動を見れば一目瞭然。
そう彼女は、我が家の植えたばかりのビオラの苗に卵を産みつけに来ていたのです。
…勝手な話です。蜜を吸いにきたと思い喜び、卵を産みにきたと知り、がっくしする。
以前、お友達が、
「虫は、植物を食べ尽くしたりはしない」
と言っていたを話が頭をよぎりました。
確かにそうかもしれない。
そうかもしれないが、この植えたばかりの小さな苗にお母さんが産み付けていた卵の数を思うと、多分、足らないよね、ごはん。
自然農塾で桃農家さんに聞いた話も頭をよぎります。
「確かに、バランスのとれた自然環境の中であれば、虫は完全に植物を食べ尽くす事は無いけれど、環境自体がバランスを崩していれば、放っておけば、植物が負けてしまうこともある」
我が家の周辺環境思えば、とてもバランスが取れているとは言い難く。
特にうちは鍼灸院をやっていて、あまりにも玄関先の花が虫食いだらけ、というのを放置するわけにもいかない。
さて、どうするべきか。
でもまぁ、とりあえず、クモもたくさん住んでるし。
青虫の天敵の蜂も時々飛んでる(種類はわからんけど)
卵もいつかえるのか、まだ分かんないし。
そのころにはビオラももっと大きくなってるかもしれない。
少しくらいの青虫(毛虫かもしれんけど)なら、うちの玄関先でも養えるかもしれない。
というわけで。
しばらく、様子見、という名の放置に決定。
都会の中で自然と完璧に調和した暮らしなんて、無理です。
完璧を求めないのが大切。