みんな大好き日本人の主食、お米!昨今世間を騒がせているお米が、なんと自宅でつくれるとしたらやってみたくありませんか?
古民家のオーナーさんの田んぼ作業のお手伝いや、その横でミニ田んぼで多年草化に挑戦させてもらっていますが、実はもう一個小さく小さく取り組んでいることがあります。
それがバケツ稲!

といってもこれは古民家にあったツボ?瓶?蓋がなくなって本来の使い方が出来なくなってしまったので,拝借しました。
要は植木鉢ではないものに土をいれ、水をはり、その中で稲を育てる、というものです。
なんで田んぼもあるのにこんなことをやろうかと思ったかというと。
稲の多年草化がバケツ稲でもできるかもしれない、と本に書いてあったからです。
稲の多年草化に不可欠、と言われているのが「冬期潅水(とうきかんすい)」
冬の間、一般的な田んぼでは水をはらずに乾かしますが、多年草化栽培では田んぼに水を張り続ける必要があります。水を張り続けることで、冬の厳しい寒さから稲の株元をまもる効果があるそうなのです。
しかし田んぼに水を張り続けるのは、どこの田んぼでもできるわけではありません。
オーナーさんの田んぼも、すぐ横に水路があるにはあるのですが、冬の間、水位が下がっていた、という情報もあり、どうなるかは不透明です。
でもバケツ稲なら!自分が気を付けていれば水を切らさず、冬の間も確実に水をはることができる!というわけで、漬物樽や植木鉢にごみ袋をはるなどして5個のバケツ稲をつくってみました。
土は多い方がいいそうなので、欲張って大き目の容器にしてみました。
さぁ、どうなることやら!楽しみです。
多年草化の話しはおいといて、ここで一般的なバケツ稲の作り方をご案内。めっちゃわかりやすいHPがあったので引用させていただきます。下に引用ぺーじのURLも載せていますので、更に詳しく知りたい方はそちらをご参照ください。
ちなみに私は田んぼの土をつかいました!
はじめに
1. 用意するもの
バケツ
9.5ℓ(リットル)前後の大きさのバケツを用意しましょう。稲がのびのびと育つように、直径が30㎝以上あるものがおすすめです。
苗植えをした後に、学校の所定の場所までバケツを運ぶ必要がある場合、あまりにも大きなバケツですと、土に加え水も入りますので、相当な重量となり、小学5年生の力では持てなくなってしまいますのでご注意ください。
水
水道の近くが良いですが、もし近くに水道がない場合には、ホースなどを用意しておきましょう。
苗
パルシステムでの「お米の出前授業」では、パルシステムの提携産地にて育苗(いくびょう)した苗を用意しています。
土
「黒土」「赤玉土」「鹿沼土」を6:3:1の割合で混ぜたものがおすすめですが、花壇の土や、以前にバケツで稲を育てた時の土が残っていればその土をそのまま使っても大丈夫です。その場合には、水を早めにはって、土をやわらかくしておきましょう。もし土が固い場合には、一度外に出してくだいてください。土の中に根やくきが残っていても大丈夫です。
土がない場合には園芸店やホームセンターで購入(こうにゅう)できます。肥料(ひりょう)入りの土を使っても問題ありません。2. 前準備
バケツに土を入れましょう
土は7ℓ(リットル)程度入れます。バケツ一杯に入れてしまうと、水を入れたときにあふれてしまいますので、気を付けてください。
ミニ田んぼの場合には事前に水をはっておきましょう
前に使った土が入っていれば、そのままその土を利用すれば大丈夫です。土が少ないようでしたら花壇の土や園芸店、ホームセンターで購入(こうにゅう)し、土を足しておきましょう。
ミニ田んぼに水をはるのはけっこう時間がかかるため、前もって水をはっておきましょう。水を早めにはって、土をやわらかくしておくとよいです。
水をはる前に土を平らにしておきましょう
表面が平らになっていないと水に浸る部分とそうでない部分とができてしまいます。
平らにならした土の表面に少したまるくらいまで水を入れましょう。2~3㎝程度の深さでよいです。
もし土が固い場合には、一度外に出してくだいてください。土の中に根やくきが残っていても大丈夫です。
素足で田んぼに入るのが嫌な場合には、画像のように長靴をはいたり、すのこに乗って田植えしたりするのも良いです。必要に応じて用意しましょう。
田植えの手順
1. 水を入れましょう
バケツに入れてある土の表面を平らにならしましょう。表面が平らになっていないと水に浸る部分とそうでない部分とができてしまいます。
平らにならした土の表面に少したまるくらいまで水を入れましょう。
2. しろかきをしましょう
土の表面から5㎝くらいの深さまで手でかき混ぜます。表面から2㎝くらいは、さらにどろどろになるまでかき混ぜます。
しろかきをしたら、土と水をまじませるために10分くらいそのままおきましょう。
3. 苗(なえ)を植えましょう
苗(なえ)は根っこを切らないように横に引いて分けます。
苗(なえ)はバケツのふちから5㎝ほどはなして、苗(なえ)と苗(なえ)の間を7~8㎝ほどあけて植えましょう。
バケツの直径の大きさにもよりますが、2か所、または3か所に植えるのが良いです。
植える時の深さは人差し指の第2関節(約5㎝)くらいが目安です。
https://www.palsystem-tokyo.coop/detail/28737/から引用