はじめての米作りの記録、その2です。
前回の記事では種もみを入手し、「塩水選」という塩水に種もみを投入して沈んだものだけを選び出す、という作業について書きました。
今回はその塩水選の後、種もみをどのように取り扱って種蒔きをするのか、ということを中心にシェアしていきたいと思います。
塩水選後に行う「浸種」とは?その目的と理由
塩水選の終わった種もみは、玄米に含まれている発芽抑制物質・アブシジン酸を溶出させるため、水につけて放置します。
大阪での米作り|種まき時期と自然発芽について
私の住んでいる大阪の場合、稲は4月の半ばを過ぎてから種蒔きすると、自然に発芽の温度に達して、特に何もしなくても発芽するらしいのですが、
稲の多年草化栽培を目指す理由と育苗の考え方
今回は多年草化栽培をするため、寒さに強い苗にする必要があり、それよりも早い時期に種を蒔き、冷たい風に当てながら苗を育てる、という作業が必要になるとのこと。
そのため、早い段階から水につけ、種もみのなかから、変な時期に発芽しないよう抑制している発芽抑制物質「アブシジン酸」を水に溶かす、という作業が必要になるそうです。
種もみの浸種方法|冷蔵庫で管理する理由
というわけで、水を張った瓶に種もみを浸し、
冷蔵庫で管理。2日おきぐらいに水を変えます。
なぜ冷蔵庫で管理するかというと、部屋に置いていると、暖房などの影響で温度が暖かすぎて、発芽温度に達してしまった場合に、種もみが発芽してしまうからです。
早く発芽させすぎても失敗してしまうので、狙った時期に発芽させるために、こういった作業が必要になります。

多年草化栽培に適した浸種スケジュール
多年草化をさせる場合は、3月中旬からこの種もみを水に浸す作業「浸種」を3週間おこない、4月初旬に土に種もみをまく、というのが適切なスケジュールと習ってはいたのですが。
ちょっと遅れて3/30に塩水選をして、その日から浸種に入りました。
その時点で、予定より10日ほど遅れていました。
思いがけない出来事
しかも、浸種をはじめてからしばらくして、長年病気を患っていた、わが家の17歳のおじいちゃんネコの容体がどんどん悪化。
毎日、どうにかしてご飯を食べてくれるように悪戦苦闘したり、食べない日には家で点滴をしたりと、そちらのお世話に手を取られる日々が続くようになりました。
浸種の適切な期間である3週間を過ぎても、落ち着いて種を蒔けるような状態ではなく、いよいよ看取りの日が近い、という状態になってしまい。
米作りは、ちょっと後回しになってしまっていました。
(つづく)




