金木犀の香りに想う、私にできる温暖化対策

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1年剪定しなかった金木犀はどうなる?

食べられる庭には大きな金木犀があります。
正確には大きいといういより、剪定できなかったので、枝が込み入り、頭が重そうという感じ(;^_^A

剪定せずに1年たつとこんなことになっちゃうんだなぁ、と、木の成長には若干の恐怖に似た畏敬の念を感じてしまいます。

庭の真中にどーんと鎮座する金木犀

そして今年もこの大きな金木犀に花が咲きました。
甘い独特の香りがただよってきて、咲いていることに気が付きました。
50代以上なら知っている、トイレの〇コレットの香りw


開花時期の変化にびっくり

実は、先日金木犀の花が欲しい、と言われて、「もうすぐ咲くよ」と答えたのですが、周辺から「もう散ってるんじゃない?」と言われて不安になりました。

「え、私、庭のあのデカい金木犀が咲いていることにも気が付かないほど、ぼーっとして生きてるのか!?」

そして、去年のアルバムをみまたてびっくり。
確かに去年は10月18日には満開だったのです。(ちなみにその話をしたのは10月16日でした)
あわてて庭にいってみて金木犀の状態を確認。
枝にはたくさんのつぼみが付いていました。

ほ、わたし、そこまでボケてなかったな。

しかし、そのつぼみはまだ小さくて、2~3日中に咲く、といった雰囲気でもなく、ことしの開花が去年よりもかなり遅れていることに気が付きました。(満開になったのは11月2日、なんと2週間も遅い)

曇り空くらいの方が、香りは濃厚になる気がしませんか

金木犀の開花が遅れた理由は?気候変動の影響を実感

今年は早すぎる梅雨明けの後、9月も連日の猛暑が続き、涼しくなったのがお彼岸を過ぎたあたり。

その後もまた暑い日があったりした影響かなぁと思いました。

そういえば、ヒガンバナもお彼岸が終わってから咲き始めていたことを思い出しました。

日本の気候は確実に変わってきている。
桜だけじゃなくて、もっといろんな花の開花情報にみんなが注目するように成ったら、そのことにみんなが気が付けるようになるんじゃないかなぁ?

なんて思った次第です。

地球規模の温暖化対策、はなかなか一般庶民には具体的行動は難しいですが、自分達の周りでできる気候変動対策があったらやっていきたいなと思っています。
特に最近の都会の暑さは命にかかわりますよね。


ヒートアイランド現象と都市の緑化:植物が街を冷やす力

うちの玄関先では今年は多肉植物ですら、日に焼けて死にかけました(;^_^A

街でいわゆるヒートアイランド現象という、極端な高温状態が引き起こされるのは、すべての道がコンクリートでおおわれ、植物の生える余地がなくなっているから、という説があります。

植物は光合成をするためには自分の周囲の環境を28度以下に保つ必要があるため、水蒸気を出して自分の身体の周りを涼しくするそう。
木の周りに行くと涼しいのは皆さん体感としてご存じだと思いますが、それは木陰のおかげだけではない、というわけです。

それは木だけではなく、もちろん草も一緒です。ということは都会にもっと緑をふやせば、それだけで気温は絶対に下がる、というわけ。
海外ではすでに都市部に緑を増やすほうが、電気やガスのエネルギーに頼るよりも経済効率も良い、ということで国策を緑化にシフトしている年もあるほどです。

なんて、偉そうに語ってしまいましたが、私がこの事実を知ったのはとある講演会。
その講演会をきっかけに、やる気になって企画したイベントがあります。

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全国でこんなイベントをきっかけに、街中に土が戻り、すこしでも街がすずしくなることを願ってやまない秋なのでした。

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