私の猫歴史②保護ネコ活動との出会い

10年ぶりの子猫保護きっかけに猫歴史を振り返ってみたついでに、保護猫活動との出会いについても振り返ってみようと思います

初めての保護ネコ施設

最初にいわゆる保護猫施設と言うところに行ったのは、初代の猫ぷーちゃんと死別した後でした。ありし日のぷーちゃん。

ぷーちゃんが亡くなった後、1か月も経たないころ、友人から「貰い手がみつからなかったら保健所に連れて行くと言っている人がいるから、たすけてやってほしい」とお声掛けがあり。
切羽詰まった状況に迷ってる暇はなく、1匹の猫を貰い受けました。


しかし、初めて一緒に暮した猫、ぷーちゃんとの別れが辛すぎた私たち姉妹。
1匹だけだといなくなったときのショックが大きすぎると思い、今度はせめて2匹で一緒に飼おう、と、保護猫という猫たちに初めて目を向けることになりました。

今から20年以上前のことで、今ほど保護猫活動が盛んではありませんでしたが、それでも里親募集サイトには、猫が溢れかえり、保護猫施設にもたくさんの猫がいました。

みんな困ってるんだからきっとすぐにもらえるだろうとなんとなく軽く考えていた私たち。
ひとまず目に留まった子猫のインターネットでの里親募集に実際申し込んでみると、みんな
「多くのお申込みをいただいていますので、よりふさわしい里親様にお渡ししたいとおもいます。つきましてはアンケートにお答えください」
との返答。

今から考えると、アンケートに答えると言うのは当たり前のことだったのですが、当時の私たちはそんな事はよくわからず、きっと子猫だから競争率が高いんだと思いました。
そこで、インターネットで子猫の里親募集に応募するのはやめ、保護施設に行って大人の猫をもらうことにしました。

保護施設には100匹を超える大人の猫がいました。その中から選ぶと言うのもなんだか傲慢な気がしましたが、なんだかんだで好みの子を選んでこの子の里親になりたいですと申し出。

結局同じようななかなか厳しいアンケートに答えることになりました。

住宅は戸建てなのか集合住宅なのか。
集合住宅の場合、ペットの飼育は暗黙ではなく規則で認められているのか。
もし認められていないのであれば、規則を変えるくらいの覚悟をもってください、とか。

また、猫の場合は完全に室内で飼うことが条件。
具体的な脱走対策等についてどう考えているか。とか。

また、万が一飼い続けられなくなった場合はどのような対応策を考えているか。とか。

今思えば、それぐらい考えてから飼うのは当たり前だなと思うのですが、正直困っている施設から動物をもらってあげる位の感覚だった私たちには、軽いカルチャーショックでした。

それでも何とか厳しい審査をくぐり抜け、1頭のチャトラの女の子もらい受けることができました。(写真はイメージです。先日保護施設に行った時よく似た子だなぁと思って撮影させてもらいました)

その当時4歳半。くりちゃんという名前をつけられていて、そのまま我が家でもくりちゃん、と呼びつづけることにしました。
この子が初めて保護猫を譲渡してもらった経験になりました。

個人の猫ボランティアさんとの出会い

それから2年ほどして、先に友人から譲り受けた子が、不治の病にかかり、あっけなくなくなってしまいました。
こんなに短い期間で2回も飼い猫との別れを体験することになるとは思ってもみなかったので、正直かなりショックでした。
もう次はやめようかとも思いましたが、保護施設からもらい受けたくりちゃん。
相方の死後、しばらくしてから、夜鳴きがひどくなりました。
何せ生まれてからずっと、猫の大所帯、保護猫施設で暮らしていた彼女。
初めて猫が自分1人と言う状況に追い込まれたことが、かなりのストレスになっていたようです。

彼女に背中を押され、再び里親募集中の猫をインターネットで見始めた私たち。
たまたま目に止まったかわいい子猫に応募しました。
アンケートが送られてくるのはもう経験済みだったので、今回は普通にアンケートに答えて、審査に合格でき、猫に会えることになりました。

その子の保護主さんは、個人で猫の保護をして里親募集されているSさん、という方でした。
ボランティア団体などにも所属したことがある方で、いろいろあって今は個人で活動しているとの事。
一切の費用をとらず、完全に自分の持ち出しで、猫を保護して、病院に連れて行き、ある程度の大きさになるまで育てては、里親募集を行っている神様みたいな人。
おまけに難病のお母さんと、脳梗塞で後遺症を抱えたお父さんの介護までされている、スーパーウーマンでした。

ちょうど、私たち姉妹も、介護で生活の真っ只中で、親しみを持っていただいたのか、トントンと話が進み、1匹だけ貰い受けるはずだったのに、その当時一緒に保護されていた兄弟の猫も貰い受けることになり、我が家の猫は3匹になりました。
実際に超絶かわいい子猫を見てしまうと、別れが辛いとか言う感情はどこかに行ってしまい、ぜひとも一緒に暮らしたいと言う気持ちの方が強くなってしまったことを、白状しておきます(;^_^A

この時、Sさんとの出会いから、個人でも猫を保護して、里親募集できるんだ、ということを知った私たち。このことをきっかけに、保護猫活動にやがて足を踏み入れていくことになったのでした。

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