「食べられる庭」で「大地の再生」をやります!

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「大地の再生」のプロの技術で、古民家の小さな食べられる庭はどう変わるのか?

大地の再生ってご存じですか?

「杜人」という映画でも随分話題になったので、ご存じの方も多いと思いますが。

まずはオフィシャルな情報から。

理念

「四喜の精神」を旨とした、自然と人が共生できる流域社会づくりをおこなう。
「四喜の精神」とは、学びの場における「私」と「あなた」の二者、及びその「地域の人々」、さらにその大地に生きる「生き物 (自然)」の四者がともに喜べる実態、のことを言いいます。

造園技師・矢野智徳(やのとものり)が長年にわたる観察と実践のくり返しを経て見出した環境再生の手法を学び、傷んだ自然の環境再生施工と、この手法の研究・普及啓発をテーマに活動しています。

https://daichisaisei.net/

なんだか、とっても崇高な活動ですよね。

なんと、そんな崇高な活動をされている方々を、古民家の食べられる庭にお呼びしてしまうことになりました。

キッカケは稲苗の無料配布

今年の初夏、家の近所の発酵食を提供されてるレストラン「Volare」さんで行われた映画「杜人」の上映会。

ワタクシ、何を思ったか、その上映会で田植えで余った稲の苗を無料配布に行く、という謎の勢いのついた行動をとりまして。いや、なんか環境再生とかに興味のある方々は絶対お米作りにも興味があるだろう!とおもったんですよね。
ただ枯れていく稲たちがもったいなくて、謎の行動力を発揮してしまいました。

おしゃれなレストランの店先に大量の稲苗を置かせてもらいました(笑)

と、話しがそれましたので、戻します。

そこで、実際に「大地の再生」の施工を行われている西尾和隆さんと、かっちゃんさんの有料のトークショーを、なりゆきで無料で聞いてしまったのです。



…いや、タダ聞きになったのは故意じゃないですよ(;^_^A
稲を配りに行って、「ただ置いて帰るのもアレなんで、説明だけさせください」っておねがいしたら、ちょっと待っててください、って。そしたらトークショーはじまっちゃって、あ、いいのかなー?ってなっただけです。

で、実際各地でその施工をされているお二方の話をがっつりしっかりきいて、いや、やっぱ素敵なお仕事だなぁっておもったんですよね。

もともと大地の再生の考え方、

水脈や空気の流れをよくすることで全体の環境を調える

というところが、東洋医学的な鍼灸治療の

「気・血・水の流れを調える」

という考え方と一致することが多く、私が農的な活動により深く興味を持った一つのきっかけでもありました。

その時のトークショーで特に印象に残ったのが、

「コンクリートで覆われた街の中でも、一か所でも水や風の流れに手を入れて環境を調えてあげることで、その場に生き物があつまり、その場からあらたな循環がうまれる」

ということ。
(いや、実は印象に残ったと言いつつ、私の記憶違いかもと心配もしているのですが(;^_^A)たぶん、そういったことを聞いた気がするのです)

あー、それならぜひ、わたしもやってみたいなぁ、っておもったんですよね。

とっても身近にあった、調えたい場所「食べられる庭」

そして、私にはありました。ぜひ調えたい場所。
それが「食べられる庭」です

2024年の春、協生農法の実践者・森哲也さんに指導していただきながら、たくさんの方のご協力のもと、古民家のお庭を食べられる庭に造り変えました。

それから早くも1年半。

植樹した果樹は2回の夏を超え、目に見えて大きくなりましたが、食べられる庭、というには、まだまだ道半ば。

この1年半の悪戦苦闘ぶりの記事はコチラ↓

伐根したはずのサルスベリがあちこちから萌芽し、花を咲かせるわりに、雑草、野菜共に草達は育ちにくい環境が続いていました。

なによりも、庭にもともと植わっていた植栽の管理が行き届かず、日あたりや風通しが悪い状態に。
庭の真ん中には雨が降るとぬかるみがしばらく残り、水はけが悪い様子。

超巨大化した金木犀。頭が重そうです…

この辺りの環境を整えることは、どうにもこうにも素人の私では太刀打ちできず。

というわけで、このたび、おもいきってトークショーの登壇者のお一人、西尾和隆さん率いる「杜を育む伝統土木設計事務所」に庭のお手入れをお願いすることにしました。

有名な神社仏閣や、自然の中の広大な施設の施工もされているすごい方々に、私から見れば広い庭ですが、一般古民家(そんな言葉あるのか?)の庭の手入れなんてしてもらえるんかいな?とおもっていたんですが。
ダメ元でおねがいしたら以外とあっさり実現しました。

なんでも頼んでみるものですね。

結果的に、そんなに大きいわけではない食べられる庭に3名ものプロのかたがやってきてくれることになりましたよ。その分、ちょっとお金もかかりましたけどねwww

というわけで、そんなに大きいわけではない古民家の庭で濃厚にプロの施工に接することができる貴重な機会です。そんなに大きいわけではないので、定員も少なめです。はっきり言ってとんでもない贅沢だと思います(あくまで個人の見解です)

そんなわけで、この貴重な機会、ぜひあなたも共有してみませんか?

こんな方におすすめです

  • 自分の庭を心地よく整えたい方
  • 「大地の再生」に興味のある方
  • 自然や植物と調和した暮らしを学びたい方
  • 古民家や里山の環境づくりに関心のある方
  • 食べられる庭を作ってみたい方
  • 東洋医学的な治療がイマイチピンと来てない治療家の方

イベント詳細

日時:2025年11月30日(日)9:00〜17:00(予定)
場所:茨木市宿久庄(お申込みの方に詳細をお伝えします)
参加費:7,980円/人
定員:12名(先着順)
※少人数定員での開催のため、開催日の2日前キャンセル30%、1日前50%、当日100%のキャンセル料を頂戴します。ご了承ください

持ち物・服装】
・動きやすく、汚れてもよい服装 (雨天の場合は作業に適した雨具)
・長靴または汚れてもよい靴
・作業用手袋
・帽子、タオル、飲み物
・昼食(近隣に飲食店が少ないためお弁当のご持参をおすすめします)
・ノコギリ鎌、移植ゴテ、剪定ハサミなど(こちらにもご用意ありますが人数分はありませんので、可能な限りご持参ください)

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【内容】
協生農法実践者の方から教えを受けながら、果樹と野菜を混生密植させる食べられる庭づくりに挑戦してから1年半。

今回は、大地の再生の専門家・西尾和隆さん率いる
「杜を育む伝統土木設計事務所」から3名のプロの方が来てくださいます。
決して大きくはない庭という空間で、プロの施工を間近で見て、ともに作業できるとても贅沢な時間です。
皆さまそれぞれご自身の学びをお持ち帰りください。

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【お願い】
・雨天でも基本的に開催しますので雨具をお持ちください(荒天時は中止・延期の可能性あり)
・中止の場合は前日18時までにメールでご連絡いたします。
・キャンセルされる場合は、できるだけ早めにご連絡ください(2日前からキャンセル料が発生します)

▶︎ お申込みはこちら

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