大阪関西万博で遊暮働学してきました

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一見ただの娯楽でも、結構大事なこと学んでいることってありませんか?

今回は、万博という一大イベントに純粋に「遊び」にいき、テキトーに遊びまわった中にで学べたこと、についてシェアしたいと思います。

やる気のない万博訪問計画

一般販売よりもかなりお得に購入できると言う理由だけで前売り券を購入していました。
でも人混みが苦手、というか、並んでまで何かをしたいと言う欲が薄く、特に今年の夏は猛暑だったこともあり、万博に行くタイミングを逃しまくっていましたが、払ったお金を無駄にしたくない関西人根性でなんとか滑り込みで訪問してきました!

しかし行くモチベーションそのものが低く、万博攻略法などもろくすっぽ調べないままだったの訪問。
一生行かなさそうだからという理由で、最初に立ち寄ったルクセンブルクのパビリオンの240分待ちという衝撃の待ち時間に、万博の洗礼をくらいました。

「240分って何時間?」
とっさに計算できなかった~(;^_^A

まぁとにかく、行けるとこ行こう、とネパールの、輪島塗の夜の地球儀、ブルネイ、アルメニアなどのパビリオンを回り、ちょっと並んでみるか、と挑戦したがタイ。

タイのオレンジの瓦屋根と現代的なミラーガラスの組み合わさったカッコいい建物でした。青空が映って綺麗だった

90分待ち、とのことでしたが、まぁ60分くらいで入れたました(;^_^A

タイパビリオンでの学びと気づき

中身はタイの健康的な食事についての展示がメイン。

タイは伝統的なタイマッサージが一般的な医療としても受け継がれていたり、ハーブやスパイスを使った伝統食が日常の健康維持に今も息づいている。そのことが、現在世界から注目されていること、等が紹介されていました。

サブ展示として、タイの大学で眼の健康を研究しているところにも立ち寄り、神経衰弱的なゲームにも挑戦させてもらい、ちょっとした景品ももらったりしました。

タイの大学生もシュッとした男前(垢ぬけたイケメンという意味)で、流ちょうな日本語とかわいらしい笑顔がさわやかでみんな素敵でした。

行ってみての率直な感想。

なんか、タイ、まぶしいな…

タイに対する私が若いころの印象って、発展途上の国で、現代文明の恩恵がまだまだ行き渡らない、ちょっと未開の地、という印象だったのですが、今や街は大都会、各分野の新しい技術が集い、すごいスピードで発展、進歩している国、という印象をうけました。若者が多い、というのも希望に満ちている感じがした、というのもありますね。

特に伝統的な医療や健康に関する知恵と、最先端の医療を融合出来る環境が世界から注目されている、というところに、鍼灸マッサージ師の私としては、微妙な心境になりました。

日本は、明治維新のころに、「文明開化」の名のもとに、それまで日本で大切にされていた鍼灸やあんま、自然の薬草を使った漢方的な医療を「時代遅れ」「非科学的」と否定し、排斥する動きが強く、また、第二次世界大戦後のアメリカ統治の時代や、食料施策の影響も重なり、伝統的な医療や食生活、というものがあまり現代に伝わってきていない、という現実があります。

もちろん、現代的医療に力を入れた結果、医療大国として世界から注目されるようなすばらしい技術も生まれ、それによって救われている人もいますので、一概にそれが悪いとは言えません。

ただ、身体の不調になやむ人が減っているか、と言われればかなり疑問が残るのは事実。薬に頼りがちな医療に疑問をもって、鍼灸やその他の自然療法を頼る人も多いのが現実です。

しかし、現代医療で不調が治らなかったとき、頼れる伝統的な医療の窓口が、タイやお隣の国の台湾や中国と比べても非常に少ないのが日本、だと感じます。

一方でタイ。

日本よりも現代文明がいきわたるのは遅かった分、伝統的な医療が国民の中に生き続けてきていたのかなと。

そして今、さらに進化した現代文明によって、伝統的な医療がなぜ効果的なのか、ということが解き明かされ、最新医療と伝統医療が融合しやすい環境になっているんだなぁと。

先に発展した日本では叶えられなかったことが、今、タイでは現実化しているんだなと複雑な気持ちになりました。

発展のスピードは、速ければいいってもんでもないんだな、みたいな。

そんな風に思うのは、若いころ、「日本の方がすすんでるな」なんてどこかでちょっと優越感をもっていたせいかもしれないな、なんて、ちょっぴり反省したりもしました。

しかしですよ、ということは、今、なんだかちょっと残念な感じのする日本の医療環境も、またこの先、今のタイのように、昔は一見パッとしなかったけど、すばらしい発展を遂げる可能性は秘めているわけです。

ということで、気を取り直してもう少し万博を楽しむことにしました。

セルビアパビリオンで知る「遊び」のヤバイ重要性

次に訪れようとしたパビリオンは、もう並べなかった(受付終了)ので、またしても「あえてはいかないだろう」という理由で並んだのがセルビア。

たまたまだったのですが、次回の万博開催地だそうで。

その次回の万博のテーマは「遊び」とのこと。

なんと「遊」暮働学cafeという看板を掲げたばかりの私にとって、とっても大事なテーマではないですか!と思ったのは実は内容を見てからでした。

展示の最初に書いてあったことを呼んで「たしかに~」ってなった、という。

それがこちら

動物界では、遊びは生存を超え、生命のエネルギーと喜びを伝えます。幼い哺乳類のじゃれ合いや鳥の空中アクロバットまで、動物たちは遊びを通じて学び、絆を深め、必要なスキルを培います。この動的な相互作用は互いや環境との関係を通じて柔軟性や強さを育み、自然界の活力と調和を象徴しています。動物たちは遊びを通じて、単に生き延びるだけでなく、繁栄し、生命の創造的な本質を体現しているのです。

実際の展示

遊びを通じて学び、絆を深め、必要なスキルを培う 

遊びを通じて、単に生き延びるだけでなく、繁栄し、生命の創造的な本質を体現 

もう、ほんまに、まさに!じゃないですか?

私、あらためて思いました。

「遊ぶ」ってめちゃめちゃ大事。

遊ばなくなったら、種としておわるんだなぁって。

そして、私のやろうとしてることは、わりとイケてるんじゃないか、なんて思った次第です。
今更ながらw

最新おもちゃ?VRでセルビアの大聖堂をみて遊んでます

なので、とかく真面目に、深刻に取り組みがちですが、遊び心、というやつを改めて大切にしたいなぁ、なんて真面目に思った次第でしたw

やる気なくいった割に結構自分的に深い学びと気づきがあった大阪関西万博。
確かに人の多さはには慄く場面も在りましたが、ここに遊びに来ている人、みんなそれぞれが遊んで楽しんで、なにかを学んで暮らしに生かしていく、と思ったらちょっとほっこりしますね(現場にいるときはさすがにそこ迄思う余裕はなかったけどw)

夕暮れ時の大屋根リングの上は、外周内周と2重の人の群れがちょっと怖かったですw

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花咲実る